岩戸屋は、神話でも有名な天岩戸神社の隣にあります。
天岩戸神社はもちろん、天安河原や国見ケ丘、高千穂神社など、多くのパワースポットが点在しています。
また、日本を代表する美景の一つ・高千穂の景観は必見。多くの観光客が、全国から訪れています。
世界の陽性と正義と平和を象徴する太陽の神 天照大御神(アマテラスオオミカミ)は、 弟の荒ぶる神、須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴ぶりに耐えかねて、怒って岩屋の奥に隠れてしまい、世は闇に閉ざされてしまいました。 困った八百万(ヤオロズ)の神々が今後の対策を練ったのが、天安河原(アマノヤスガワラ)です。
八百万(ヤオロズ)の神々は天安河原に集まって相談した末、岩屋の前で宴会を開くことになる。芸達者の天鈿女命(アメノウズメノミコト)が賑やかに舞い踊リ、それを肴にみなでその周りで宴会を始めた。その騒ぎに興味をしめした天照大御神が岩戸を少し開いたところを手力男命(タヂカラオノミコト)が岩戸を開け投げ飛ばし、世に再び光が戻った。
…という古事記にかかれた日向神話の舞台が、ここ天安河原・天岩戸といわれているのです。数多くのパワースポットが集まっており、天岩戸神社・天安河原は有名です。
樹齢数百年の木々が生い茂る参道を登ると見えてくる東本宮。東本宮本殿裏手に御神水があります。御神水は神木の杉の根元から湧き出しており、水を汲みに来る人も多いそうです。ご神水の奥、約百メートルのところに「七本杉」というご神木があり樹齢六百年余りの樹根の繋がった七本の杉の木で、天岩戸神域を護るようにそびえ立っています。
東本宮は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)を主祭神としております。
日本神話の中でもよく知られた天照大御神(あまてらすおおみかみ)のお隠れになった天岩戸開き、あの天岩戸伝説を伝える神社です。
天岩戸神社には東本宮と西本宮があり、西本宮はおおひるめのみこと(アマテラスオオミカミの別御神名)を主祭神とし、天岩戸(洞窟)を御神体として祭っております。
天岩屋に隠れられた「天照大神」を巖から出てもらうため、神々が集まって相談したといわれる、天安河原。天岩戸神社から岩戸川沿いの遊歩道を五百メートル程川上へ進むと、天安河原に到着いたします。八百万の神々が神議されたとする大洞窟(奥行き二十五メートル・間口三十メートル)があり、仰慕ヶ岩屋(ぎょうぼがいわや)とも呼ばれています。
千二百年以上の歴史を持つ古社で高千穂八十八社の総社として信仰を集めてきたのが、高千穂神社。
境内には、八百年程前、鎌倉将軍源頼朝の命で畠山重忠が代参し植えたとされる「秩父杉」(町の天然記念物)があります
自然と大地のぬくもりに抱かれた高千穂に伝わる天孫降臨の神話二神山・天岩戸・天安河原・天香具山など「古事記」「日本書紀」に登場する神話の舞台が点在しています。
高千穂の伝承文化の中核といえるのが、氏神への感謝と祈りをこめ奉納するのが「夜神楽」です。高千穂神社の境内に立つ神楽殿で1年を通じて観光神楽が奉納されています。
町内十六地区の保存会が交代で高千穂の神楽を代表する「手刀雄」「鈿女」「戸取り」「御神体」の四番を奉納します。
太古の昔、阿蘇火山活動の時、噴出した溶岩流が五ヶ瀬川にそって帯状に流れ出し、急激に冷却したため柱状節理の素晴らしい懸崖となった渓谷です。